「築40年以上になり、そろそろ建て替えた方がいいのだろうか」
「50代・60代から住宅ローンを組んでも大丈夫?」
「退職金を建て替えに使って、老後のお金は足りる?」
福岡県で50代・60代から建て替えをご検討されている方から、このようなご相談をいただくことがあります。
そこでデザインハウス北九州/山元建設株式会社では、これから建て替えを考える50代・60代の方に向けて、**「建て替え資金相談」**を行っています。
私たちが大切にしているのは、
「いくら借りられるか」ではなく、
「建て替えた後に、いくら残しておくか」から考えること。
建て替えを決める前に、ご夫婦のこれからの暮らしとお金を一緒に整理します。
50代・60代の建て替えは「建物価格」だけで判断しない
建て替えを考え始めると、
「25坪の平屋ならいくら?」
「坪単価はいくら?」
「総額3,000万円くらいで建てられる?」
と、どうしても建物の価格が気になります。
もちろん建物価格は重要です。
しかし、建て替えの場合は建物本体以外にも、
- 既存住宅の解体費用
- 仮住まい費用
- 仮住まいへの引越しと新居への引越し
- 登記・測量などの費用
- 外構工事
- その他の付帯工事
などが必要になります。
資料でも、建物価格だけを見るのではなく、解体・仮住まい・往復引越し・登記・外構などを含めて**「住み始めるまでの総額」**を考えることが重要とされています。
だからこそ、建物の見積りを先に考えるのではなく、**「わが家はいくらまでなら建て替えに使っても大丈夫なのか」**を先に整理することが大切です。
「いくら借りられるか」より「いくら残すか」
一般的な住宅ローン相談では、年収や年齢などから、
「住宅ローンをいくら借りられるか」
を確認することがあります。
しかし、50代・60代の建て替えでは、もう一つ重要な視点があります。
それが、
建て替えた後に「いくら現金を残しておくのか」
という考え方です。
例えば、住宅ローンを少なくするために退職金や預貯金を多く使えば、借入額を減らすことはできます。
しかし、その後には日々の生活費だけでなく、車の買い替えなど将来の大きな支出も考えておく必要があります。
資料でも、預金を「使わせるため」に確認するのではなく、**「使ってはいけないお金を守るため」**に確認するという考え方が示されています。
そのため私たちは、
自己資金をいくら使えるか
だけではなく、
自己資金をいくら残すべきか
という視点から建て替え予算を考えます。
建て替え資金相談で分かる「3つのお金」
建て替え資金相談では、ご夫婦の状況を分かる範囲から整理していきます。
そして主に確認するのが、次の3つです。
① 建て替えに使ってよい総額
建物本体だけではなく、解体・仮住まい・引越し・登記・外構なども含めて考えます。
② 建て替え後に残しておきたい現金
現在の預貯金などをすべて建築費として考えるのではなく、これからの生活のために残す資金を考えます。
③ 無理のない住宅ローン返済額
現在の収入だけではなく、退職時期や年金なども考えながら返済計画を検討します。
この**「使ってよい総額」「残す現金」「無理のない返済額」**を整理することが、資金相談の大きな目的です。
「建て替え」か「リフォーム」か決まっていなくても大丈夫です
「相談に行ったら建て替えを勧められそう……」
と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この資金相談は建て替えを決めた方だけの相談ではありません。
例えば、
「建て替えるべきかリフォームするべきか迷っている」
「まだ今の家で暮らせるのではないか」
「年齢的に住宅ローンが心配」
「夫婦で建て替えについて意見が違う」
という段階でも大丈夫です。
資料でも、建てることを説得する場ではなく、建て替え・リフォーム・現状維持を比較するための相談として位置づけられています。
数字を確認した結果、
「今は建て替えない」
という判断になっても構いません。
まずは判断するための材料を整理することが大切です。
50代・60代なら「家を小さくする建て替え」も選択肢
子どもが独立した後、ご夫婦二人で暮らすのであれば、現在と同じ大きさの家が必要とは限りません。
例えば、
30~35坪の2階建て
↓
22~28坪程度のコンパクトな平屋
という考え方もあります。
部屋数や廊下などを見直して建物をコンパクトにし、その代わりに、
断熱・耐震・バリアフリー・家事動線・収納など、これからの暮らしに必要な部分を大切にする。
これも50代・60代からの建て替えでは、有力な選択肢の一つです。
大きな家を建てることではなく、
これからの夫婦の暮らしに「ちょうどいい家」をつくる。
私たちは、そんな建て替えを一緒に考えていきたいと思っています。
ご夫婦でのご相談をおすすめしています
建て替え資金相談では、可能であればご夫婦お二人での参加をおすすめしています。
なぜなら、建て替えでは間取りやデザインだけでなく、
預貯金、退職時期、年金、今後の生活費など、ご夫婦のこれからの暮らしそのものを考える必要があるからです。
資料でも、一方だけで資金計画を進めると、後から考え方の違いによって数字が変わる可能性があるため、夫婦同席が推奨されています。
建てるためにご主人や奥様を説得する場ではありません。
お二人の希望と不安を、同じ数字を見ながら整理するための時間です。
まだ資料が揃っていなくても相談できます
より具体的な資金計画を考える場合には、
源泉徴収票や給与明細、ねんきん定期便、預金・投資の残高が分かるもの、退職金の見込額、現在のお借入れ、土地・建物に関する資料などが参考になります。
ただし、最初からすべて揃っている必要はありません。
分からないところは「未確認」として整理し、
「次に何を調べればいいのか」
を明確にすることも相談の目的です。
建て替えで迷ったら、まず「お金の上限」を確認してみませんか?
50代・60代からの建て替えで大切なのは、
「建てられるか?」
だけを考えることではありません。
私たちが一緒に考えたいのは、
「これからの生活を大切にしながら、いくらなら安心して建てられるのか?」
ということです。
建て替えは人生のゴールではありません。
新しい家が完成した後も、ご夫婦の暮らしは続いていきます。
だからこそ、
住宅ローンはいくら借りられるのか。
ではなく、
建て替えた後にいくら残すのか。
そこから逆算して、これからの住まいを考えてみませんか?
建て替えをまだ決めていない方、リフォームと迷っている方もお気軽にご相談ください。
デザインハウス北九州/山元建設株式会社が、建築士の立場から一緒に整理いたします。
ご提案サンプル
093-283-1006



